循環型地域システムとは
循環型地域システム(Circular Regional System、CRS)とは、地域内で資源を再利用し、廃棄物を最小限に抑えることを目的とした地域の経済活動を指します。
和仁グループが目指す循環型地域システム
和仁グループ(和仁建設株式会社、株式会社和仁農園、有限会社奥飛騨エコセンター)は、地域内での資源を最大限に活用することで環境負荷を軽減し、地域社会の全体的な持続可能性を高めることを目指しています。
和仁建設株式会社
- 建設業の技術や建設重機等を用いて、耕作放棄地やそれに準ずる農地を、圃場(田んぼ)として利用できるよう再生・整備しています。
- 残土処分場(建設発生土)を農地へと整備して活用しています。
株式会社和仁農園
- 和仁建設によって整備された農地を使って、農業(主に水稲栽培)を行っています。
- 奥飛騨エコセンターで生産した有機堆肥を使用して、農作物を生産しています。
- 収穫した農作物は、地元地域や全国各地に向けて販売しています。
- 稲発酵粗飼料(稲WCS)を調製し、地域の畜産農家へ販売しています。
- 環境保全に対する意識の向上を目的として、地元小学校の生徒と一緒に河川水質調査を行っています。
有限会社奥飛騨エコセンター
- 畜産農家から糞尿を回収し、肥料の生産に利用しています。
- 地域の食品残渣や下水道汚泥を回収し、肥料の生産に利用しています。
- 工事現場から回収した枝葉・落葉を、肥料の生産に利用しています。
「地域再生業」という唯一無二の業種を目指して
和仁グループの循環型地域システム構築への取り組みを通じて、私たちが目指している仕事が「地域再生業」であることに気づきました。
耕作放棄地を再生することで地域の荒廃に歯止めをかけることができます。感動するほど美味しいお米を作ることで、生産したお米が売れていき、さらに多くの耕作放棄地を再生することができます。農地が増えれば、人が働く場も増えます。
農産品を加工してパンや味噌の生産や販売に取り組みことで、さらに働く場が生まれます。
おいしいお米を作るノウハウを地域で共有し、地域全体でおいしいお米を作るプロジェクトに取り組むことによって、おいしいお米の産地としてブランド化が進み、地域の農業に活気をもたらします。
和仁グループは、私たちが愛するこの地域やふるさとの再生や活性化に全力で取り組んでまいります。